「自社のホームページをもっと活用したい」ーそう考えている中小企業様は多いのではないでしょうか。インターネットの初期には、名刺がわりに自社サイトがあればいい時代がありました。
しかし時代は変化し、自社サイトが果たす役割は大きく変化しています。その象徴は、ついにインターネット広告費がテレビの広告費を追い抜いたことです。つまり今やユーザーが最も親しんでいるメディアは、インターネットです。
人々の情報の入り口は、テレビからスマホに移りました。そして情報収集スタイルは、Google検索だけでなく、XやインスタグラムなどのSNSやYouTube動画が無視できない存在です。
そんなインターネットの世界とビジネスをつなげる接点は、自社のWebサイトです。予算や人員の問題をどうクリアして、Webの業務委託でどうパフォーマンスを出していくべきか。そこを詳しく解説します。
Contents
1. 中小企業のWeb運用パターン
多くの中小企業のWeb運用体制には、様々なパターンがあります。ここでは、よくあるパターンを解説します。
1-1. Webデザイナーが1人いる場合
自社のWebサイトの更新やコンテンツ作成をある程度行う場合、Webデザイナーが1人いるパターンがあります。例えば業務内容としては、商品やサービスページの情報更新やページの新規作成などがあります。また多くの場合、お問い合わせフォーム等の簡単なプログラムも担当します。
このパターンは、自社のWebサイトが支障なく機能するための最低限の布陣といえます。ただしコンテンツマーケティングができないので、集客やリードの獲得といった営業効果を見込むことは困難です。
1-2. Web担当者が1人いる場合
これは、基本的にWebまわりの業務を外部に都度委託するパターンです。よくあるのが、Webサイトは外部の個人事業主のWebデザイナーに固定で依頼し、ライティングは都度ライターに外部発注するというものです。
管理職クラスが指示を出し、その業務を円滑に行うスタイルです。ただしWeb担当者のリテラシーが低く、基本的に業務を外に丸投げになっていることも多々あります。
1-3. Webディレクターが1人いる場合
デザインやライティング、SEOの基礎知識があるWebディレクターが1人いるパターンです。例えば自社サイトをワードプレスで構築し、お知らせやコンテンツの追加業務を行います。ただし、Webデザイン業務やプログラミングは外注します。
一番伸びしろがあるのが、このパターンです。なぜなら業務全体を俯瞰できることで、やるべきことの優先順位をつけることができるからです。また、各業務領域のクオリティチェックや見積もりができると理想です。
2. Webの業務委託の範囲
2-1. Web運用には4つの領域がある
自社のWebサイトのパフォーマンスを上げるためには、大きく4つの領域があります。それは「マーケティング」「デザイン」「ライティング」「プログラミング」です。
20年ほど前までは、Webサイトの業務はデザインのイメージがありました。しかしワードプレスが登場し、全世界のWebサイトの43.3%がワードプレスで作成される時代が到来しました。その結果、HTMLのデザイン業務領域は大幅減少しました。
2-2. Webはマーケティングの中核的位置づけに
近年、マーケティングの重要性が高まっています。Googleアナリティクスやサーチコンソールなどの分析ツールを活用し、日々の状況を把握し、分析します。
また課題を発見し、仮設を立てて実行し、検証します。例えば、キーワード調査や訪問者数、流入経緯を調べ、コンバージョン数の変化を計測します。このように、自社のWebサイトは経営インフラといっても過言ではありません。
2-3. Web業務委託のポイントは司令塔
自社のWebのパフォーマンスを上げるためには、「現状把握」「分析」「課題抽出」「解決策」のスキルが必要です。例えば今のサイトの何が問題なのか、どこをどう直せばいいのかを想定します。
その正確な見通しと適正なコスト算出には、ある程度の経験と知識が求められます。例えばWebデザインを修正する場合、テキスト部分だけの修正は安くできます。しかし画像部分が変わったり差し替えの場合、新たに作成する負担が発生します。
Web業務領域をカバーするだけでなく、この「工数」に関する知識と経験は、生産性やコストの最適化に大きく関係するので重要です。
3. DAWDYのWeb業務委託の特徴
3-1. 4つのWeb業務領域をカバーします
どんな中小企業でも、いきなり4つのWeb業務をカバーできる人材を採用することは困難でしょう。しかし先述したように、自社のWebを十分に機能させるためには、「マーケティング」「デザイン」「ライティング」「プログラミング」の業務が必要です。
DAWDYのWeb業務委託では、4つの領域をカバーできます。それぞれの視点から御社のWebサイトを分析し、課題を発見します。そして予算の範囲内で優先順位をつけ、パフォーマンスの最大化を図ります。
3-2. 効果が出るノウハウを蓄積できる
従来の業務委託業務との一番の大きな違いは、知見の共有と蓄積です。プロジェクトを進めていくと、様々なノウハウが貯まってきます。これが、資産になっていきます。
どんな課題に対して、どんな施策を実行すれば、どんな効果が得られるか。これこそが、一番重要なノウハウです。それを客観的な分析データを共有しながら進めることで、リード獲得を実現します。
3-3. 社内人材の教育効果も
様々な種類の課題を一つ一つ解決していくと、関わる社内人材の経験値が高まります。例えば各種分析ツールの味方から、キーワードの調べ方、コンテンツの作成方法など、その範囲は多岐に渡ります。
そうすることで、業務範囲が広まります。例えば、LPの新規作成や採用サイト、オウンドメディアの構築などが可能になります。
4. 最後に
自社のWebサイトは24時間働く営業マンであり、採用担当者でもあります。
インターネット全盛の今の時代に、自社のWebサイトのその有効活用なくして、事業の成長はないといっても過言ではないでしょう。
しかし、中小企業のWebにかける予算や人員は、限られています。その条件下でパフォーマンスを上げ、社員のスキルアップも図るのがDAWDYのWEB業務委託サービスです。
月々最低8万円から受け付けておりますので、ぜひお気軽にお声がけ下さい。