優秀な人材は企業成長に不可欠な存在

企業の成長過程においては、そのフェーズごとに必要とされる人材が変わります。例えば、スタートアップ時には押しの強い営業マン、独創性の強いプログラマー、発展期には経営管理技能者というように、求められる人物像が徐々に変化します。

ただ企業ホームページの現状においては、そういったコンテンツが重視されていません。企業紹介としてのみ活用されているケースが、まだまだ多いのです。その一方で、採用活動には多大なコストをかけているケースもあります。

企業ホームページは、広報資産です。その機能を向上させ、コストパフォーマンスを上げることはそれほど困難なことではありません。プランを立て、着実に実行し、効果を検証しながら改善を実行することで、間違いなく成果を手にすることができます。分析数字は、決して嘘をつきません。必要なのは、実行する勇気と継続力だけです。

ある零細企業が優秀なプログラマーを採用できたワケ

インターネットが登場するまで、人材採用市場においては大手企業が圧倒的に有利でした。テレビでCMを打ち、大手就職情報誌に求人広告を掲載できる企業は知名度も高く、求職者もそういった限られた選択肢の中から企業選びをする人がほとんどでした。

しかしインターネットが普及し、ユーザーのスキルは飛躍的に向上しました。ユーザーは自ら求める情報を積極的にリサーチします。そのため、ITインフラを活用した採用コミュニケーション設計は企業にとって非常に重要になってきています。

以前、ある企業の社長から「優秀なプログラマーの採用の仕組みを作って欲しい」との依頼を受けました。その企業は毎回国内大手の転職サイトに求人情報を出稿していましたが、そのコストパフォーマンスに社長は満足していませんでした。

私達はその企業の魅力を一から洗い出し、その企業におけるプログラマー職の求められる役割、業務フロー、現場インタビュー、そして何より社長自身のプログラマーへの期待メッセージを取材構成し、作成しました。

また業務に関連するプログラミング基礎知識コンテンツ群を作成し、プログラミング経験の浅い人材が自然検索で来訪する仕組みを構築しました。その結果、サイトリニューアル前に比べると、プログラマー採用パフォーマンスは大幅に向上したのです。

待ちの姿勢ではなく、攻める企業Webサイトへ

10年前と比べると、Googleの検索エンジンの精度は相当上がっています。人間の行動原理に近づけるための評価指標をプログラムに組み込み、人の知覚に限りなく近づいています。もはや見せかけのSEO対策は通用せず、“人々が求めているもの”を提供できなければ上位表示は困難な時代になりつつあります。

しかし、これはビジネス的には大きなチャンスです。企業の資本力や知名度とは関係なく、検索表示のメカニズムを理解し継続的に努力をすれば、成果を収めることが可能になったからです。キーワードマーケティングとコンテンツ制作を組み合わせることで、商品や人材採用のマッチング力を強化できます。

そういう意味では、これからの企業Webサイトは“最強の広報マン”であり、“最強の営業マン”であり、“最強の人事採用担当者”であるべきでしょう。しかも、Webサイトは24時間稼働します。その戦略性の意義を理解し、積極的に新しい技術・ノウハウを取り入れ運用することは、もはや企業運営上必要不可欠な要素です。