2014年05月28日

20160227パワポデザイン

 

企画書の出来次第で、ビジネスの状況が一変するシーンをこれまでたくさん見てきた。コンペなどは、その最たる例だ。競争の現場で勝つことは、自分に自信を持たさせてくれる。そして、創意工夫のモチベーションをも与えてくれる。

新人の頃、自分が入ろうとした広告業界の企画書レベルが気になった。電通、博報堂、ADK、大広、世界の広告会社WPP、Omnicom Groupなどの企画書事例を研究した。宣伝会議、販促会議も熱心にチェックした。

自分で編集記事を書くようになった時、一流のエディトリアル技術を研究するために神田の古本屋街に出向き、紙袋一杯の月刊PLAYBOYを買い込んだ。ボブ・ディラン、JFK、米軍戦闘機F15、マーチン・スコセッシの立体的な伝え方に、一人唸った。秀逸なページは全てファイリングし、何回も見直した。

それから、かなりの年月が経った。いくつかの会社の代表を経験し、クリエイティブ性、情報性だけでなく、経営に響く企画書の重要性について日々痛感している。ビジネスは、経営だ。結果が出ないものは、無駄だ。続かないものは、意味がない。その証明をするのが、企画書だと考えるようになった。

そして、もう一度プロの秀逸な企画書に触れたくなった。あの有名なサービスは、どうやって生まれたのか。どういった着眼点で、どういった情熱で人を巻き込み、ゴーサインが出たのか。企画書の表現とその向こう側を考察することで、学べることは相当あるはず。

今振り返ると、事例研究こそ、企画書作成上達の一番の近道だと感じる。最初は誰も企画書なんて作れない。先輩の企画書デザインを真似て、プロの企画書を真似て、自分の頭で考え抜いて、アレンジしていき、自分なりのスタイルを作り上げていく。

そのキッカケを掴めるコンテンツを、ここで連載していこうと思う。プロの企画書、成功した企画書、美しい企画書、手書きの企画書、一枚企画書…。企画書と名のつくものを全て集め、徹底解剖していく企画書大全だ。どこまでできるかわからないが、まずはスタートしたい。