2014年05月03日

20160226集客の肝

どんな企業でも、自社サービスがある。そして、そのサービスの売上を増やしたいと考えている。売上を増やすためには、集客が必要だ。そして、その集客のために広告を使うことが多い。

しかし、本当に顧客が知りたいのは自社のサービスの説明ではなく、その自社サービスを使って顧客がどう得をしたかというストーリーだ。“自慢”はいいから、“根拠を示せ”ということだ。

最近、商売の肝は“得は徳につながる”と感じる。己の利益を優先させるのではなく、顧客に得をさせることで満足してもらい、それがリピートにつながり、その流れを継続すれば取引は自然と増えていくはずという流れだ。

ここで重要なのは、顧客満足と顧客迎合とは違うということだ。何でも受け入れるのではなく、ビジネスとしての一線は堅持しながら、顧客満足の動線となるサービスレベルを維持するポイントは譲らない。ただ初めてお顧客の要望の範囲は広いケースが多いので、それらを整理して、納得してもらう説明能力も重要になってくる。

そういったスタンスも感じられる成功事例開示は、今後更に重要になってくると思う。今、顧客の消費活動に大きな影響を与えているAmazonのカスタマーレビューに代表される口コミも、ある意味購買満足事例と言える。

これだけ、広告の力が衰退した時代は過去ないだろう。いや、マーケティング全般のスタイルが変化したといった方が正確かも知れない。

顧客が気づいていない広報資産のリサーチと価値付け、プロデュース力は、経営者との会話力と編集力が欠かせない。今やマーケティングのプロモーションは、会社の一部署のタスクではなく経営最重要マターの一つである。

欧米の一流企業の副社長が、マーケティング担当が多いのもわかる気がする。その点、日本は大学教育及び法人組織運営において相当遅れを取っている気がする。