2013年10月12日

20160223ブルータス表紙集

出版業界でもトップクラスの人気を誇る出版社、マガジンハウス。

日本の若者文化を牽引し、ananやブルータス、ターザンなど、人気雑誌を多数擁する。

そのマガジンハウスの人気雑誌ブルータスの編集長を公演を、メディアプロデュース講座で実施した。

当時の編集長石渡氏の学生に対する熱いメッセージを紹介したい。

「出版社の勤務スタイルは、普通の会社とは異なり不規則なのは有名です(笑)。

ただ、体力があることは重要な資質です。

これは、力仕事ができるということではなく、“根気よく、最後まで良い物を作ろうという意識があるかどうか”、“いつもエネルギーを出せる状態であるか”ということです」

20131012マガジンハウスブルータス編集長講演
どんなに才能があっても、あと少し頑張ればもっと良い雑誌ができるのに、妥協をしてしまってはダメだということである。

「あとはやはり、“スペシャル(専門分野)”を持っている人ですね。

自分が好きなものを書いたり載せていくほうが、読者にとっても魅力が伝わりやすいんです。

例えそのスペシャルが直接企画に関わるような内容ではなくても、取材の際にその話題で相手と盛り上がって思わぬ仕事が舞い込むこともよくあるんです。

実際私も、サッカー好きが高じて取材でもその話題で盛り上がり、欧州チャンピオンズリーグの日本プレス代表の座を手に入れたことがあります」

またよく言われる“好奇心の重要さ”にも、話は及んだ。

「普通の生活の中に普通に転がっていることでも、斬新な切り口で見せることで、十分企画になるケースは一杯あります。そういう視点を持っている人の企画は、より身近で、そして新しいものとして読者に受け入れられます。

20131012マガジンハウスブルータス編集長講演 参加学生
あと編集者は、“時代の空気が読める、バランスの良い人間であれ”ということです。雑誌は、その時その時のタイミングで作っていくもの。

“旬の度合いが重要なメディア”なんです。

例え面白い企画であっても、時代が受け入れてくれなければ意味がなくなってしまいます」

やはりクリエイティブというものは、どこかで“自分が心から楽しんで、新しいモノを創りだす”という側面が重要なポイントかも知れない。