2013年10月08日

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就職活動とは、応募する側と採用する側のマッチング活動だ。

日本の学生の悲劇の一つは、自己目的を考えさせない教育システムと、広告によって形成された企業イメージが職業選択の大きな判断材料になってしまっている点だ。

高校生の時に友人の母親からもらったエスクァイヤ誌に掲載されていた無料長距離通話という違法行為の記事を読むやいなや、その息子のウォズとスタンフォード大学の図書館に入り込み、ベル社の資料を見つけ、オリジナルのブルー・ボックスを作成、高校生の身分でカルフォルニア大学バークレー校の寮で売りさばいたジョブスのようなしたたかさが、いつの時代も必要だ(笑)。

それはともかく、いつの時代もアナウンサーという仕事は花形だ。特に民放キー局の競争率は、凄まじい。

20131008TBSアナウンス部岡田アナウンサー就職講演
ではアナウンサーとは、どういう仕事なのか。どういうものが、求められるのか。

あまり公開されていない貴重な情報にアクセスする機会を増やすのが、メディアプロデュース講座のミッション。そこで編集部社員が筑波大学の出身で、その縁で同じサークルOBのTBS岡田氏に2004年に公演頂いた内容を紹介したい。

「毎年アナウンサーを目指してTBSを受けに来られる方のうち、7割の方がちょっと方向性が違うなと感じています。

例えば、面接の時間に遅れたり、ちゃんと敬語が使えなかったり。そういった基本的なビジネスマナーができていない人が非常に多い。あと、今年の化粧のトレンドや服装といった外見部分を重視しすぎる傾向も否めないですね。

募集職種はアナウンサーですが、アナウンサーである前に放送局の社員であるということを忘れて欲しくないんです。

例えばアナウンサーで採用されても、朝の番組でニュースを読む人もいれば、ゴールデンタイムの番組で司会をやることもあります。また企業である以上、当然配置転換される場合もあります」

アナウンサーという仕事は花形だけに、どうしても脚光を浴びてしまう。

しかし、そこで勘違いをしてしまってはいけない。

いつの時代も、自分を客観的に見れる冷静さが求められるのだ。